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歯想会会長引き継ぎおよび新役員について

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みなさんこんにちわ。2015年度も歯想会は若手歯科医師・歯科衛生士を中心に全国から集まった会員と共に勉強会を定期開催してきました。

そして、2015年度最後の第10回例会をもちまして、今年度の活動を終了しましたが、それに伴い、皆様には以前お知らせした通り、新年度体制に向けて歯想会幹部の交代を行いました。

今回は新規役員の紹介及び、会長引き継ぎを行いました関係で元会長の山田と新会長の覚本より会員の皆様にご挨拶をさせていただきます。

1. 新役員について

歯想会発足時は8人の役員で立ち上げを行いましたが、会員数の増加、及び今後の活動促進のためこの度役員数を増加し、より運営を円滑に進められるようにしていく予定です。詳しくは役員紹介ページをご覧ください。

[blogcard url=“http://shisoukai.com/staff”]

本会の役員は会の予算の都合上、全員がボランティアとして運営に携わって頂いています。主な仕事としましては、例会・総会の企画・運営・実行、外部企業やグループとの交流、ウェブ運営、予算管理等多岐にわたり、それぞれ診療や研究に従事している中で、時間を作り出して従事している状況です。

そのため、是非会員の皆様の中で運営に関与したい、もしくは手伝うことに差し支えないという方はお力添えをいただけますと幸いです。

2. 新会長挨拶 覚本 貴仁

この度2016年度より会長を就任しました覚本です。日頃より会員の皆様には多大なご協力をいただき有難うございます。

歯想会では、既存のグループや大学、先輩の先生方のもとで学習・研究・研鑽することはもちろん重要ですが、自分たちの世代で、自主性を持って取り組むことも重要だと考えています。

歯科医療を通して、患者さんに関わり、自分も充実した人生を送れるようにするにはどのようなことが必要でしょうか。若手の学び・交流のプラットフォームとしてこの歯想会が役立つよう、皆さんと目的と問題意識を共有して取り組みたいと思います。

3年目に突入する歯想会。研修医の時、山田先生と冗談半分でスタディーグループ立ち上げの構想を練っていたところからはじまりました。当時勉強会の発足を練っていた現役員の一部メンバーを中心に全国の仲間に声掛けをしたところ、有望な役員メンバーが集まり、歯想会という新たな“物語Narrative”が本当にスタートしました。

今まで会を引っ張ってきた山田先生は、もはや日本にとどまらずスウェーデンへ留学することとなりました。そこでこの度、私が会長を務めることとなりましたので、役員の仲間、そして会のみなさまの力をお借りして、会をさらに盛り上げていきたいと思います。

メンバーそれぞれの物語、そして歯想会の物語が出会って繋がり、どのような新しい物語を生みだしていくことが出来るのかを楽しみにしています。今後とも歯想会をよろしくお願いいたします。

3. 退任挨拶 山田 峻太朗

歯想会の構想を当初8名の役員(当時)で東京歯科大学内会議室で立て、第1回例会をチョークの散らばるお茶の水女子大学の教室で行った際、現在の歯想会の姿を想像することが出来なかった事は言うまでもありません。

わずか2年の間に、職場での繋がりや大学の同期、先輩後輩等広く輪が広がり、現在では第100回歯科医師国家試験以降の試験を受けた人を中心になんと18大学もの出身校のメンバーが集まる中規模勉強会へと成長しました。そして、新しい人との出会いや横の繋がりを作るいい交流の場にもなることが出来ました。これもひとえに皆様が歯想会の運営にご協力していただいたおかげです。

現在の歯科界には数多くの”勉強会”が存在し、その勉強会で教えられている事や習える事も様々です。有用なものも多く日々の診療にタメになることがほとんどです。一方で、そこで新しく習う事を「批判的に吟味」するということに私たち歯科医師は少し欠けているようにも当初感じていました。学習の本質は「自立」にあると考えています。お金を払って何かを習うのももちろんいいのですが、やはり自分で調べて自分で吟味・取捨選択を行い、正しい情報を蓄積していくことこそが私たちが一番必要なことであるべきで、そのことを実践するためにこの勉強会の運営を考えてきました。基本スタンスは世界的にも評価されている信頼性のある英語の論文を読むこと。とても地味で地道な作業ですが、これを続けることでブレのない確実な知識が構築されてくるはずです。

今後、覚本先生を中心に新しい役員メンバーが歯想会の理念を引き継ぎ、次のステップへ進化した勉強会へ導いてくれるはずです。是非今後も皆様のご協力とご参加をよろしくお願いいたします。

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