みなさんこんにちは。
若手歯科医師や歯科衛生士を対象として定期的に活動しているスタディーグループの歯想会です。
11月19日に住友不動産神田ビルにて、第4回総会を開催しました。
①会員発表 杉田 大(歯想会理事)
「日本の未来と予防型歯科医院の現状」という題目でお話していきました。
これから突入していく超少子高齢化社会に向けて国民のQOLは歯科が上げていくという対応策と草の根活動の大切さを話していきました。
後半では今非常勤で勤務している埼玉県富士見市にある大月デンタルケアの予防のシステムを実際の症例を追っていきながらお話していきました。
②安田 邦彦 (株)AT-MARK CONSUL.代表取締役
(株)AT-MARK CONSUL.代表取締役であり(医)創新会 事務長とIOMという勉強会の事務局長である安田邦彦先生に「医院も、患者も、スタッフも喜ぶ口腔ケア材の選び方」という題目でお話いただきました。
下記内容についてご説明いただきました。
・ポイックウォーターの「歯垢などの分解力」と「殺菌力」と「経済性」
・コーラルブライトの「研磨ではない着色除去の効果」
③特別講演 小林 友貴 先生(医療法人社団 馨祐会 小林歯科医院)
(医) 馨祐会 小林歯科医院の小林 友貴 先生に「日々に生かせる、インプラント治療の注意すべきポイント」という題目でお話いただきました。
お話はインプラントの歴史から始まり、患者さんとのインプラントの考え方の違いなどトラブルを未然に防ぐポイントを術前から項目毎に丁寧にお話いただきました。
まだインプラント治療経験の少ない若手にとってはとても勉強になる内容で、皆熱心に話を聞きメモを取っていました。
会に貢献してくださった小林 友貴 先生には会から感謝状をお渡しいたしました。
④新商品紹介 株式会社 松風
新商品である「ビューティフィルフロープラスX」について、「形態付与性」「研磨性」「ツヤ」「予防効果」など優れている製品の特徴について詳しくご説明がありました。
参加者には特別に製品のサンプルを材料店経由で配られることになります。
⑤特別講演 多田 郁 技工士(和田精密スーパーテクニシャン)
和田精密歯研株式会社のスーパーテクニシャンであります多田 郁先生に「患者さんに観える補綴治療に向けて-チェアーサイド、ラボサイドの正確な情報共有の一方法について-」という題目でお話いただきました。
技工士サイドからデンチャー作製に重要な模型について基準点の大切さをお話頂いております。
「技工士は模型の情報の”引き算”はできても”足し算”はできません。」と多田先生はおっしゃっており、ドクターが行う印象採得の重要さの再確認ができました。
多田先生は冗談を交えお話もうまく、重要な点では皆メモを取り、充実した大変勉強になる内容でした。
会に貢献してくださった多田 郁先生には会から感謝状をお渡しいたしました。
⑥懇親会
懇親会は会場近くの貸し切りのウイスキーバーで19時より行われました。
演者の先生方も参加され、総会では質問しきれなかった点をお酒を交えて話が弾んでおり、2時間半の時間があっという間に過ぎてしまいました。
総括
今回は演者の先生方をお二人お招きして行っていきました。
参加者・演者の先生・企業様方からもとても充実した会だったとお声をいただき運営側も一安心いたしました。
今年度は平成30年3月4日にあと1回例会を予定しております。
次も参加者に満足いただけるようにしていきたいと思いますので、よろしくお願いいたします。
同時に次回演者を募集しております。相談ケースや勉強した内容をちょっとまとめて発表するなど15分20分の発表からでもいいので、ご興味がある方は理事の杉田(sugitah@shisoukai.com)までご連絡ください。
最後になりましたが、今回の総会にご協賛頂いた ㈱AT-MARK CONSUL.様 ㈱ジーシー様 ㈱松風様、そして立派な会場を提供してくださった㈱Doctorbook様、この場を借りて厚く御礼申し上げます。
ありがとうございました。