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第14回歯想会例会@文京シビックセンター

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みなさんこんにちは。

若手歯科医師や歯科衛生士を対象として定期的に活動しているスタディーグループ歯想会です。

7月2日(日)に文京区シビックセンター会議室にて、第14回例会を開催しました。

今回お話いただいた概要をご報告致します。

東京歯科大学インプラント科
DH柿下 茉弥先生

日本口腔インプラント学会認定のインプラント専門歯科衛生士の資格を取得された経験を、資料作成などに関してお話頂きました。
資格取得のプロセスは、日々の診療を改めて振り返る良い契機になったとのことで、天然歯とは異なるインプラントの特徴に着目し、メインテナンスの際の対応について上部構造の種類の違いごとに詳しくメインテナンスの方法を解説いただきました。
チェックすべき項目、水道橋病院でのメインテナンスの流れ、患者とのコミュニケーション内容をスタッフ間で共有することなど開業医での対応とも共通する課題の取り組みについて討論されました。

東京歯科大学口腔インプラント講座
安岡 はるか 先生

東京歯科大学千葉病院の口腔インプラント科でレジデントをされている安岡先生からは、インプラント治療既往患者のトラブルシューティングに関して、千葉病院や他のインプラント施設での動向・統計調査を参照し、歯科医師の立場から、トラブルの種類ごとにその対応についてお話しいただきました。
今後、自院、他院での治療を問わず、インプラントトラブルシューティングの必要性はますます増加しますが、
Derksらの文献をもとに、トラブルに関連する因子について考察されました。
メインテナンスの重要性を検証するとともに、CISTに沿った周囲炎への対応の他にも、粗面の露出したインプラントの清掃にはフロスは不適切であることなど、興味深い知見の論文についても言及されました。
トラブルのリスクを減らすために、予知性を高める最終補綴を考慮した計画、リスクファクターを考慮した診断の重要性が強調されていたように感じました。

平井歯科医院
覚本 貴仁 先生

様々な情報が氾濫する中、どのように歯科医療に取り組むか、自身の現在の治療例や、検討中の留学先の候補をアメリカで見学した経験などを契機としてお話しいただきました。
本日は時間の都合上、歯科医療の歴史や人類の文化の発展などについてのお話は省略されましたが、またの機会に、私たちが担う歯科医療の未来についても議論を深めたいと思います
 

 最後に

発表してくださった先生方、参加された先生方、どうもありがとうございました。
 
当会委員会では、次回は総会を検討しておりますが、前後問わずイベントの開催などについても案が上がっておりますので、決定次第ご報告いたします。
今年度から参加費は、各回ごとの設定とし、参加しやすくなっておりますので、お仲間をお誘い合わせの上、今後ともふるってご参加下さい。

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