はじめに
みなさんこんにちは。若手歯科医師や歯科衛生士を対象として定期的に活動しているスタディーグループの歯想会です。
昨年度は会へのご参加・ご支援ありがとうございました。今年もどうぞ歯想会をよろしくお願いいたします。
次回の例会のお知らせです。第23回例会もオンラインで開催予定です。日時は2022年3月9日(水)の21時からを予定しております。
概要
日時:3月9日 21時から 終了23時目標
参加方法: Zoomミーティング
20時45分頃より入室できます。
参加費:無料
※演者発表時には基本ミュートをお願いします。
演者
新開 善文 先生(ミライト歯科クリニック初台)
「審美写真の撮り方」
日常臨床の記録を残すために、症例写真を撮る先生方は多いと思います。今回はその中でも審美写真に特化してお話 をさせて頂きます。 プレゼンで綺麗な写真があると印象に残りますよね。 下記項目についてお話させていただきます。 1,機材、設定 2,口腔内写真 3,物撮り 4,顔貌
大島 俊彦 先生(AOデンタルクリニック牛込神楽坂)
「ラバーダム防湿について
クリニックおけるSNS活用」
根管治療時のラバーダム防湿の使用率が日本では5%と言うデータがあります。 このデータは少し古いものですが、私の肌感では普及率はかなり高くなってきているように感じます。 セミナーや文献では飛ばされてしまうような細かいテクニックなどをお話しできればと思います。 もうひとつはSNS活用に関してです。 私が開業前から継続して取り組んできているSNS活用に関して分かる範囲でまとめました。
杉田 大 先生(ウィステリアデンタルケア)
「口の健康から全身の健康へ
ペリオ患者へのオーソモレキュラー分子栄養医学アプローチの提案」
我々は食べたものからできています。当たり前のことなのですが、つい健康だからと託けてジャンクフードやお菓子に手を伸ばすことは少なくないと思います。 いつも顔色が悪い重度Pの患者さんで、PMTCとTBIを熱心にして色々セルフケアグッズを揃えても一向にBOPやプロービングデプスが改善しない方がいました。 熱心に患者さんが付いてきてくれても、数値が良くできない自分の無力さを感じてしまいます。 そんなとき出会ったのが「栄養学」、特に オーソモレキュラー分子栄養学です。 これら偉大な先人の本の内容を掻い摘んでお話します。 栄養というと、カロリー計算だったり、お米を基本に主菜主食副菜のバランスを大事に的な感じかと 思われるかもしれません。 実際、管理栄養士はそのように習って病院食の献立を作っています。 しかしその考え方は一旦捨ててください。その考え方は食べる前の栄養学です。 吸収や血液から細胞への移行、そして代謝し細胞がいかにATPを量産できるか、そしてペリオ患者にどう作用するのか、 口で食べたあとの分子栄養学に注目します。